平成30年4月5日(木)、農業大学校においてアグリスタート研修11期生の集合研修を開催しました。集合研修は、就農や農村生活に必要な知識・制度の学習や、自己研鑽意識および研修生同士の連帯感醸成のため、2ヶ月に1回程度実施しており、2月のウォーミングアップ研修に続いて2回目の実施となります。
今回の研修は、研修開始から2ヶ月が経過し、研修生はこれから農作業のピークを経験する本格的な研修を迎えるにあたり、2ヶ月間の研修状況や体調管理等について上場理事長が確認・総括し、個別に当面の期間の目標、研修ポイントについてアドバイスしました。
午前は、各研修生から2ヶ月間の研修状況や本格研修に向けての抱負を報告し、それを受けて、上場理事長から本格研修に向けてのアドバイスをいただきました。午後は、アグリスタート5期生の坂田裕明氏による体験発表、上場理事長から本格研修に向けた留意点など講義を受けました。
[金丸研修生] [渡辺研修生]
[福田研修生] [山口研修生]
坂田氏からは、就農に至った経緯や、アグリスタート研修中の過ごし方、就農準備の心構えのほか、就農後、気象災害で思うような営農ができず苦労したことや、営農計画と実績を見比べて原因を分析し、常に修正を繰り返していることなど教えていただきました。
[坂田裕明 氏] [上場理事長]
上場理事長からは、これからも研修を積むことで、体と心が変わり新しい世界が見えてくる、それを感じることや、研修中に自分の限界を知っておくこと、また、研修中に貪欲に多くを学ぶことなど、本格研修に向けての心構えについて講演いただきました。
研修生は2ヶ月で顔つきも変わり、本気で就農していくという強い気持ちが言動からにじみ出ており、受入農家の指導を受けながら一歩ずつ成長していることが伺えました。また、2ヶ月ぶりに再会する同期に刺激を受け、さらに頑張って研修を行う決意を新たにしていました。研修生の皆さんは、健康に留意して、引き続き頑張ってください!!