機構通信
2023年10月25日
令和5年10月20日、アグリスタート研修16期生の草刈研修を開催しました。今回の研修は、農業者にとって避けては通れない雑草対策について学ぶことを目的に開催しました。
研修前半では、アグリスタート研修生OBを訪問し就農以降の経験を基に、就農に当たっての心構え、新規就農者の心得、地域に溶け込むことの重要性などのアドバイスをいただきました。後半では、当機構の上場専門員と永原専務を講師に、草刈研修の意義、農業現場での雑草対策、生理生態等を学んだ後、現地ほ場にて刈払機による草刈実習を行いました。実習では、作業時の安全確認、体格に合わせた刈払機の装着調整、草の状態や作業の流れを踏まえた刈り払いのポイントの説明をいただきました。説明を受けた後、セイタカアワダチソウが生い茂った畑で、草刈り選手権として、実際に刈払機による草刈作業を実施しました。
草刈研修はアグリスタート研修初期から続いており、以前は「鍬カマ研修」として実施していました。近年は機械化や薬剤によって草を抑えることも可能となってきていますが、研修を通して雑草の生理生態や土壌を知り、それにどう向き合って対処していくかを勉強し、充実した一日となりました。
↑ 雨の中、先輩からアドバイスを受けます ↑ 座学研修で草刈りの意味・意義を学びます
↑ 作業前、安全確認、刈払機のメンテナンス方法を ↑ 実際に草刈作業を行いました。
学びます。 背丈程もある雑草に四苦八苦しました。