機構通信
2024年11月07日
令和6年10月29日、アグリスタート研修17期生の草刈研修を開催しました。今回の研修は、農業者にとって避けては通れない雑草対策について学ぶことを目的に開催しました。
研修では、先進農家視察ということで、倉吉市内の果樹園でいち早くロボット草刈機を導入している梨農家を訪問し、導入してからの管理のしやすさや、メリット、コスト面についてお話を伺いました。そして、座学では当機構の永原専務を講師に、農業現場での雑草対策、生理生態等を学び、農業試験場三谷室長から機械、農機具についてお話しを伺いました。その後、農業大学校の校内ほ場にて刈払機による草刈実習を行いました。実習では、作業時の安全確認、体格に合わせた刈払機の装着調整、草の状態や作業の流れを踏まえた刈り払いのポイントの説明をいただきました。説明を受けた後、草刈り選手権として、実際に刈払機による草刈作業を実施しました。
草刈研修は、アグリスタート研修の初期の頃から続いている研修です。近年は機械化や薬剤によって草を抑えることも可能となってきていますが、この度の研修を通して雑草の生理生態や土壌を知り、それにどう向き合って対処していくかを勉強する機会となりました。
<山本指導部長、担当普及員からの概要説明> <果樹園視察(ロボット草刈機により雑草を低く管理)>
<永原専務からの講義「雑草対策について」> <三谷室長からの「農業用機械について」>
<三谷室長からの実技指導(安全確認等)> <各自が刈払機をもって草刈り選手権を開催>